病院案内

床矯正

当院で行なっている床矯正について、説明します。

顎が小さくて、歯が並びきらないなら、歯を抜くという方法も考えられますが、我々の矯正は、
取り外しのできる入歯のような装置を入れることによって、まず顎を拡げてみようという考え方です。
それで、10万円から矯正ができるのです。
ただし、それは、上か下、どちらか一方の装置を作った場合です。
装置が増えると、(当院では)1つに付き63000円かかります。
再診料が毎月かかります。

1.矯正前の歯並び

2.床矯正の装置セット・拡大中

3.床矯正中(正面)

4.床矯正後の歯並び(きれい)


装置は、食べる時と歯を磨く時以外は、ずっと口の中に入れていただきたいのですが、
取り外しができるということが利点であり、欠点でもあり、患者さんの中には、
協力していただけない方もいらっしゃいます。
(ほとんどの患者さんが協力していただき、よい方向に向かっているのですが。)
それと、この取り外しのできる入歯のような装置だけで並べた、歯並びが満足できなければ、
その時点から、ブラケット(歯1本ずつ付ける)による矯正も考えないといけないでしょう。
その場合は、また、別途、費用がかかりますので、その点ご了承ください。
(床矯正装置だけでは、この歯だけ1ミリ動かしたいという、細かいことはできません。)

こちらの床矯正研究会のHPも参考にして下さい。
http://www.esprit.or.jp/

床矯正研究会の広島の杉原先生のHP(矯正のご案内)でも詳しく説明されています。
http://www.mushiba.net/child/index.html
「床矯正のメリット・デメリット」、「よくあるご質問」を読んでみて下さい。


矯正の費用を安くする、ひとつの方法として、遅くとも犬歯が、はえる前までに、
床矯正装置で顎を拡大すると、アバウトですが、ある程度は、きれいに並びます。
そこまでなら、思ったより安い費用で済むかもしれません。
(その時点で満足されれば、そこで終了することもあります。)
そこから、ブラケットというものを、歯1本ずつに付けて、正確に並べると、費用が、
さらにかかり高額になるかもしれませんが。
ですから、後々きっちり矯正をする場合でも、早めに(5~7歳)顎を拡大するのが、
望ましいと言えます。
そうすれば、矯正のために歯を抜かなくても いいかもしれません。 



※新しい矯正のHPができました。大分矯正相談室(藤原歯科)※
http://www.oita-kyousei.com/