Q16.フッ素は危険では?
「フッ素の摂取と安全性・効果については、50年以上にもわたる専門学会や専門委員会、政府、各種の国際機関および国際的な保健機関の特別協議会において幾度となく再評価され、評価されています。」
と説明されても、みなさん、よくわからないでしょう。
実は、日本では、ごく一部の根強いフッ素に反対する人たちのために、ほとんど普及していません。
その結果、日本は、いまだに世界の中で最もむし歯の多い国の一つに数えられています。
ごく一部の根強いフッ素に反対派は、専門書だけでなく、一般の人も目にするモノに、あることないこと書いています。
(適切なフッ素の使用濃度や量に触れたりせず、また、全く別の種類のフッ化物と混ぜこぜにして述べていたりします。)
特に、☆★関係に携わる人たちが目にする本にも書いています。
ですから、むし歯予防にじゅうぶんな効果を持つフッ素であるにもかかわらず、他国のように広まりません。
(一度、信じてしまった人の考え方を訂正するのは、とても骨の折れることです。)
どんな薬でも、また、たとえ食物でも一時期に大量に摂取すると体に害を及ぼすことがあります。(それは事実です。)
フッ素は体重20kgのお子さんでは急性中毒量(大量に摂取して吐き気がしたりする量)は40mgですが、フッ素洗口剤の場合、一回分7ccのフッ素量は、1.75mgしかないので、間違えて一回分のうがい液を全部飲み込んでしまっても、中毒をおこすことはありません。
(ほら、また、中毒とか書くと、直ちに危険だと思って、引いてしまわれるかもしれませんね。)
しかし、不必要な量のフッ素を摂取し続ける事を避けるために吐き出す事を確認してください。
また、液を吐き出した後、口のなかに残るフッ素の量は、お茶1~2杯分に含まれるフッ素の量と同じですので、うがいに関して問題はありません。
ぶくぶくうがいをして吐き出す事ができないお子様のためには、歯ブラシにうがい液をつけて磨く方法もあります。
キシリトールの本場フィンランドでも、むし歯予防の基本は、食生活指導&フッ化物の応用です。
フィンランドはキシリトールで虫歯を減らしたのではないようです。
(しかも、キシリトールは高い。本当にキシリトールガムで虫歯予防しようとしたら、年間数万円かかるそうです。フッ素洗口なら年間数千円です。)
H16年8月末、福岡歯科大の境教授のお話を聞きに行きました。
その時に、同じことを質問してみました。
これでもまだ納得できない方は、以下のフッ素によるむし歯予防関係のホームページを御覧ください。
日本むし歯予防フッ素推進会議
宮崎県地域保健活動推進協議会
山本武夫先生のホームページ
長崎フロリデーション協会
納得できない方は、別に、フッ素を使わなくてもいいです。
もしかしたら別の方法があるかもしれません。
(私たちの考え方を無理やり押しつけたりしません。説得したりしません。できれば自ら気づいて欲しいとは思っています。)
でも、どんなに歯ブラシがうまい人でも、完璧に磨ける人なんていません。
フッ素を使わないなら、歯科医院で定期的メンテナンスを受けたほうがいいでしょう。
(最近、歯科界で話題となっているバイオフィルムのこともありますので。)
フッ素が危険と思う人は、グリーンコープの歯磨き剤などを使うといいです。
今では、市販の歯磨き剤でフッ素が入ってないモノを探すのが難しいくらいです。
すでに、日本では77%の歯磨き剤にフッ素が入っています。
フッ素を使っていただける方は、できればフッ素配合の歯磨き剤よりも、歯科医院のフッ素洗口剤をお薦めします。
効果が違います。
(フッ素配合の歯磨き剤を使用後、水で過度なうがいをすると、フッ素の効果が、ほとんどなくなってしまいます。)
フッ素洗口をすれば、絶対にむし歯はできないという訳ではありません。
(でも、うまくいけば、むし歯を作らなかった子供達もたくさんいます。たぶん歯ブラシに頼る方法より、たやすいことでしょう。)
こちらも読んで下さい。
当院のHPより、むし歯を防ぐフッ素洗口。
TBSの朝のテレビ番組「はなまるマーケット」のH16年の6月放送分で、フッ素について、とても、わかりやすく説明していました。
当院で見ることができます。スタッフにお申し付け下さい。
2005年2月27日(日曜)、トキハ会館にて、大分県歯科医師会主催で、一般の方を対象としたフッ素のお話がありました。