病院案内

Q18.治療した歯がしみるのですが

次の理由が考えられます。

1,治療前に、すでに、むし歯が深く、かなり歯髄に近いところまで進行していた場合。
完全に治療を行おうとすると、悪い部分を完全に取り除かなくてはなりません。
その結果、どうしても神経に近いとことまで削る結果となり、治療後に軽い痛みが出たりします。

2,歯の治療時の熱や振動の刺激が残っているため。
修復材料として、特に金属製の物を使用したような場合、熱伝導によるものがあります。
(具体的に言うと、金属は熱を伝えやすいので、金属の詰め物や被せ物は、入れた当初は、しみるかもしれません。)

3,(歯の治療と直接は関係ありませんが、)歯肉の退縮のため歯根露出によって、しみることがあります。

いずれにしても、歯髄を取ることなく、歯髄を生活したまま残す治療法を行なったような場合、治療中の機械的刺激、歯髄保存のために使用する薬剤の刺激などによって、治療後も、しばらく痛みが取れなかったり、冷たい物、熱い物がしみたりすることがあります。

ただし、これも二次象牙質ができれば、だんだんと、しみなくなってきます。
しみやすい状態がしばらく続くと、歯は神経を守ろうとして、神経を囲むように新しい象牙質を削られた部分の直下に作り、それが、だんだんと厚くなってくるのです。これが二次象牙質です。
これができあがると刺激が神経に伝わりにくくなり、しみにくくなってきます。

しみなくなるまでの期間は、歯の状態や人によって、1~2週間から数ヶ月ぐらいまで様々です。
特に熱いもの、冷たいものをできるだけ避けて、あまり神経質にならず、気長におさまるのを待ってみて下さい。
そのうち自然にしみなくなってくることが多いです。

しかし、あまり長く一ヶ月以上も過ぎてまだ違和感があったり、しみ方が、あまりにひどく苦痛を伴う場合には、遠慮せずに歯科医院に尋ねてみて下さい。
やむを得ず神経を取らないといけない場合もあります。

▲よくある質問に戻る